魚の目とは:魚の目の治し方・治療方法

魚の目とは

そもそも「魚の目」とはどういったものでしょうか?
本来、人間の皮膚には圧力がかかり続けるとその部分を保護するために皮膚を厚くする機能があります。これはタコができる原理と同様です。例えば靴が合わないまま履き続けたり、歩き方に問題があって一部分に負荷がかかり続けると発症しやすいといわれています。
タコは皮膚が厚くなってしまうことを言いますが、魚の目はタコの中にさらに固い角質ができ、固い芯を持つ状態のことを言います。この芯の部ができると、まるでサカナの目にみえることから魚の目と呼ばれています。別名:鶏眼とも呼ばれています。見た目は鶏とサカナとどちらにも似ていますね。
魚の目を押すと痛いのはこの固い芯がさらに皮膚の下をおすことで痛むのです。タコは表面を削ることである程度治療できますが、魚の目の場合はこの固い芯が食い込む形であるため、無理に取り除こうとすると血がでることもあります。また、足の裏という清潔に保ちにくい場所のため、変にいじってしまうと悪化しやすいようです。
最初は痛くなくてもケアを怠ったり、魚の目になった原因を改善できないと症状が進むこともあります。歩行に支障が出るほど痛みがある場合もあります。
個人では魚の目ができる原因を突き止めるのはなかなか難しく、改善することも難しいため、いったん発症してしまうと自然に治ることが少ないのも魚の目の特徴です。